【競輪レース予想】高知競輪 よさこい賞争覇戦(G3)の勝ち方

競輪の勝ち方 高知競輪(G3) よさこい賞争覇戦

高知競輪(G3) よさこい賞争覇戦の勝ち方

❶出走条件や優勝賞金は？
S級の選手のみが出走でき、12R4日制で行われる。優勝賞金は381万円。


➋開催場の特徴と傾向
高知競輪場は、見なし直線距離が52.0mと非常に短いのが特徴だ。400mバンクと比較しても短い部類に入る。ハンドルを切りやすいマッコネール曲線で、かなり丸い形になっていて、ホーム・バック直線そのものは15.06mしかない。また、傾斜も全国で2番目に緩いため、基本的に逃げが不利になる500mバンクだが、先行選手が逃げ残るバンクと言われている。そのため、先行選手があまり人気ではない場合も、買えば穴を当てるチャンスだ。


❸注目選手とその理由
注目選手は、佐藤慎太郎だ。最近、アルコールをやめて追い込む練習を増やしたことで、G2決勝進出など調子が良い。今シリーズS班の参加選手は1人だけで、実力は最上位だろう。昨年は、決勝で3着という結果だった。今年は、自力の強力な選手が数名参加しているため、番手を回れる佐藤慎太郎は優勝に近い存在。自力選手からの切り替えが少ない佐藤慎太郎は信頼が厚い。そんな佐藤慎太郎の縦脚は強烈だ。直線が短いバンクで、鋭く伸びて差し切りを狙う。


❹地元の注目選手
地元の注目選手は、佐々木則幸だ。直近4か月勝利こそないものの、入着率は50％に近い数字を持っている。また、前走が終わった時点では、ここ数か月の中で最も高い競争得点のため、調子は右肩上がりだ。過去に記念競輪は7度制覇しており、実績は十分だ。ホームバンクで、8度目の記念競輪優勝を狙う。


❺よさこい賞争覇戦 初日特選の流れ
1番車は、佐藤慎太郎だ。東北4車の番手。前に離れる心配はないだろう。捲りの展開になり、自力選手が不発なら、自らコースを探して突っ込む。直近の初日成績では、5位より後ろでのゴールがあまりないため、3着には買っておきたい選手だ。今年はまだ優勝がなく、決勝では2着、3着の結果が多いため、今回こそ優勝を狙う。新山響平のカカリ次第では余裕の1着だろう。

2番車は、村上義弘だ。福島武士の前で自力。近況の決まり手では、捲り2・差し7と自在に重視を置いている。激しいマークが持ち味で、場合によっては、東北4車に絡むレースの可能性もある。航続距離が長い選手ではないため、早めの仕掛けだと、下位に沈むだろう。そうなると戦法の幅が狭まるため不利な立ち位置になる。持ち味の自在性を生かせれば逆転もある。

3番車は、眞杉匠だ。岡村潤の前で関東コンビを形成。ここ4か月F1戦で準優勝3回と、好調ながらもモヤモヤが残る結果が多い。しかし、ビッグレースでも結果を残している選手のため、優勝の可能性も十分。先行重視ながらも、カマシ・捲りとレースの流れによって、上手く使い分けている。直近28レースで15勝を上げていて、勝率は50％を超えている。ハイレベルなレースに出場しながら、この安定感は脅威だ。

4番車は、岡村潤だ。眞杉匠の番手。追走に心配はない。しかし、最近のF1戦では、2場所連続で準決勝敗退と4月からあまり調子が良くないため、ここでも不安要素は大きい。眞杉匠を追走しても差し切ることは難しそうだ。もともとの実力は輪界トップクラスなため、初日の様子次第では期待できる選手ではある。

5番車は、永澤剛だ。東北4車の3番手を追走。最近の記念競輪では未勝利と実力が、あまり伴っていない成績だ。3着が多い選手ではあるが、1着も徐々に増えてきているため、今シリーズで1着を量産する可能性もある。直線では、内・外と好判断で突き抜けてくる。

6番車は、福島武士だ。村上義弘の番手。5月に入ってから、落車の怪我の影響で欠場続きだったため、レース勘は鈍ってそうだ。直線でハコになれば出番はあるだろうが、流れが向かなければ追走一杯。

7番車は、新山響平だ。東北4車の先頭。前走の小田原F1では、桁違いの強さとスピードで相手を凌駕した。先行・捲りにカマシと何をやっても強いが、初日は4車というラインの長さを活かした先行で、脚に刺激を入れたい。今年の記念競輪では、1度も決勝に乗っていない。最近では、同期の吉田拓矢が優勝しているため、新山響平も優勝と行きたいところだ。

8番車は、竹内智彦だ。東北4車の最後方を固める。決まり手に8本の差しと好調。ここ2場所のG2・G1では初日1着を取る活躍。前が不発でも立て直して最後は突き抜けてくる場面も多く、縦にも横にも動ける選手。初日は4車の最後方のため、内を締めてラインを援護する。

9番車は、吉田敏洋だ。単騎。直近4か月で1勝と乗れていない。捲りの決まり手も1本で、調子が良いとは言える状態ではない。積極性はあるが、伸びないという印象。自力ある選手の単騎戦は1発あるので注視したい。切れ目追走より、後方待機で流れを見てからの方が可能性は高い。


❻よさこい賞争覇戦 決勝の勝ち方（的中予想）
関東勢が主役だ。並びは眞杉匠、長島大介、河村雅章、志村太賀と自力の脚もある選手が揃った。若い石原颯と地元の山中貴雄のコンビも強力。中川誠一郎と坂本健太郎の九州コンビは、準決勝で叶わなかったワンツー決着を目指す。単騎の佐藤慎太郎も存在感が大きい。

1番車は、佐藤慎太郎だ。単騎戦。今節の中で唯一の3連勝で勝ち上がりを決めた。眞杉匠の後ろ競り合いの可能性をコメントしている。決まり手は差しが多い選手のため、航続距離は短い。直線だけの追い込み勝負なら勝つことは難しくなりそう。番手戦で巧さを見せるか、久しぶりの捲りで勝負か、この人の動き次第ではレースが荒れそう。

2番車は、眞杉匠だ。関東ラインの先頭。初対戦の石原颯を警戒しているが、慎重なレース運びは禁物だ。同県の先輩が後ろにいるため、突っ張り先行も視野にあるだろう。スタートで前を取って鐘から積極的に駆けて、先輩を優勝させるレースになる可能性が高い。

3番車は、石原颯だ。地元の山中貴雄の前で自力。ここ3日間のなかで準決勝に1番手応えを感じていて、日を追うごとに調子を上げている。他のラインからも警戒されているカマシは強烈だ。捲りのスピードや先行の粘り強さもあるため、目が離せない選手だ。

4番車は、中川誠一郎だ。九州コンビの先頭。準決勝では、今節1勝目を上げている。捲り追い込みと少し後手を踏んだレースだったが、そこから勝ち切る強さを見せつけている。S班を張っていた実績もあるため、1発ある。

5番車は、河村雅章だ。関東ラインの3番手。記念の決勝は3着という成績をここで更新したい。今節の調子的には3番手からの優勝も十分可能性がある。前が競り合いでゴチャつけば捲りに切り替えるだろう。

6番車は、山中貴雄だ。石原颯の後ろ。2年ぶりの優勝を目指して地元で奮起する。高知競輪場での入着率は50%を超えているため、穴を狙うならここだろう。

7番車は、長島大介だ。関東ラインの番手。連日、キレのいい自力で勝ち上がっている。決勝は、同県の後輩である眞杉匠の頑張りから、うまく抜け出すだろう。準決勝で負けた石原颯には負けられない。番手で絡まれなければ、優勝が見えてくる。

8番車は、志村太賀だ。関東ライン4番手を固める。4着でも良いと言っているため、4番手で内を締め続けて、他のラインに内を割らせない仕事を完遂すれば、ライン3車の決着も見えてくる。チャンスがあれば踏むと言っていて、縦脚の調子が良いだけに逆転の大穴も。

9番車は、坂本健太郎だ。中川誠一郎の後ろ。準決勝では、中川誠一郎を巧く追走したものの、ワンツー決着には一歩届かず。今節、未勝利と成績は良く無いが、上がりタイムは上々で脚の調子は良さそう。決勝は、再連携で雪辱戦と行きたいところだ。


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※競輪レース展開や注目選手はあくまでも管理人個人の見解です。
親友「Ｓ級Ｓ班君」の情報ではないのでお間違えの無いようお願いします。

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