▶日本全国の競輪レース場の特徴をまとめて紹介します!≫ページ説明 |
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北日本にある競輪レース場と特徴
■函館競輪場
一般的な400mバンク。
クセのない標準的なバンクで、脚質による有利不利は少ないが、1センター側が海岸に近いため、海風による影響があるバンク。
■青森競輪場
一般的な400mバンク。
カント(傾斜)がややきつく、直線も比較的長い為、後方からの捲りや追い込み選手に有利なバンク。
■いわき平競輪場
一般的な400mバンク。
基本的には追い込み選手に有利だが、風がおさまってくると戦法による有利不利はないクセのないバンク。
関東にある競輪レース場と特徴
■弥彦競輪場
一般的な400mバンク。
最後の直線の長さは400mバンクの中では全国で3番目に長い為、捲りや追い込みが決まりやすいバンク。
■前橋競輪場
1周335mという国内唯一のバンク周長。日本最初のドームバンク。
日本最大カント(36°)を誇るバンクで、ファンや選手からは超高速バンク、ルーレット等と呼ばれ、先行選手有利でライン独占が多い。ドームバンクのため、風の影響を受けない。
■取手競輪場
一般的な400mバンク。
クセのない走りやすいバンクで、カント(傾斜)はややきついがどんな戦法でも決まりやすいバンク。
■宇都宮競輪場
1周500mのバンク。
先行選手に不利なだけでなく、追走する番手の選手すら後方から抜かれる「交わしの交わし」を食らうほど、後方からの追い込みが決まりやすいバンク。
■大宮競輪場
1周500mのバンク。
直線の長さは全国でも有数の長さの為、追い込み選手に有利。対して、先行選手は総じて不利なバンク。
■西武園競輪場
一般的な400mバンク。
カント(傾斜)の緩さと直線の短さから333mバンクのような特徴を持ち、逃げ・先行タイプの選手が有利なバンク。
■京王閣競輪場
一般的な400mバンク。
クセがなく直線の長さも標準的なバンクだが、カント(傾斜)が若干緩く全速で外側に膨れる傾向がある為、併走時にはイン側の選手が有利なバンク。
■立川競輪場
一般的な400mバンク。
ゴール前の直線距離は全国でも有数の長さで、追い込み選手が有利なバンク。
南関東にある競輪レース場と特徴
■松戸競輪場
1周333mのバンク。
通称「燦燦バンク(サンサンバンク)」と呼ばれる小振りなバンクで、全国の中でも有数の直線の短さで、カント(傾斜)が333mバンクの中で最も緩いこともあり、逃げ・先行タイプの選手が有利なバンク。
■千葉競輪場
1周500mのバンク。
500mのバンクにしては直線が短い為、先行タイプの選手へのハンデは少なく、戦法による有利不利はないバンク。
■川崎競輪場
一般的な400mバンク。
ややカント(傾斜)がきつい事からコーナーからの捲りが決まりやすいく、自力型の選手には厳しいバンク。
■平塚競輪場
一般的な400mバンク。
カント(傾斜)も直線の長さも標準的でクセがなく、直線で伸びるコースもない為、力通りの勝負ができるバンク。どちらかと言うと捲りと逃げ選手の番手が有利。
■小田原競輪場
1周333mのバンク。
通称「すりばちバンク」と言われ、全国でも屈指のカント(傾斜)のきつい走路で、先行選手が有利なバンク。
■伊東温泉競輪場
1周333mのバンク。
国内の333mバンクの中でも直線が長い為、400mバンクの感覚に近く、どんな戦法の選手にも不利はないクセのないバンク。
■静岡競輪場
一般的な400mバンク。
限りなく500mの性格を持つ400mバンクで、特に伸びるコースは無く、逃げが決まりずらく、捲りが決まりやすいバンク。
中部にある競輪レース場と特徴
■名古屋競輪場
一般的な400mバンク。
直線の長さは普通でカントはややきつく、日本一走りやすいと評判のバンク。クセがなく先行・捲り・追い込みとどんな戦法の選手にも不利はないクセのないバンク。
■岐阜競輪場
一般的な400mバンク。
直線が長く、カント(傾斜)はきついが、これといったクセはなく、先行・捲り・追い込みとどんな戦法の選手にも不利はないバンク。
■大垣競輪場
一般的な400mバンク。
クセのない標準的なバンクで、脚質に有利不利はほとんどないが、年間を通して伊吹おろしが吹く為、どんな戦法にも風の影響を受けるバンク。
■豊橋競輪場
一般的な400mバンク。
直線が長く、カント(傾斜)が若干きついものの、基本的にはどんな脚質の選手でも走りやすいクセのないバンク。
■富山競輪場
1周333mのバンク。
逃げ・先行の選手に有利な小廻りバンクだが、カント(傾斜)がややきつく、風がバックストレッチで追い風となる為、逃げ・先行の選手だけでなく捲り中心の自力選手にも有利なバンク。
■松阪競輪場
一般的な400mバンク。
直線の長さは標準的だが、カント(傾斜)がややきつい為、捲りや追い込みが決まりやすく、逃げ・先行タイプの選手には不利なバンク。
■四日市競輪場
一般的な400mバンク。
クセのない標準的なバンクで直線が長く、走路の幅も広い為、捲り・追い込みが決まりやすい。ただしバック側が海に面している為、風の影響を受けやすい。
近畿にある競輪レース場と特徴
■福井競輪場
一般的な400mバンク。
日本競輪学校の400mバンクをモデルにして造られている為、クセがなく「逃げ」「差し」「まくり」が均等に決まるが、直線が比較的短い為、先行タイプの選手がやや有利なバンク。
■奈良競輪場
1周333mのバンク。
極端にゴール前の直線が短いバンクで、スピードを維持しやすく又出しやすいので圧倒的に先行・捲りの選手が有利なバンク。
■京都向日町競輪場
一般的な400mバンク。
やや直線が短く、すり鉢状のバンクの為、僅かながら捲り選手が有利なバンク。
■和歌山競輪場
一般的な400mバンク。
直線も比較的長い為、どの脚質の選手でもクセのない走りやすく、どの戦法にも有利不利はないバンク。
■岸和田競輪場
一般的な400mバンク。
クセのない走りやすいバンクで直線も比較的長いため、脚質による有利不利は少ないバンク。
中国にある競輪レース場と特徴
■玉野競輪場
一般的な400mバンク。
円に近い形でクセも少なく走りやすいバンク。直線は短いが、風の影響のほうが強い為、必ずしも先行有利ということはない。しかし、ミッドナイト開催時は、風の影響を受けることが少ない為、先行の選手が有利となるバンク。
■広島競輪場
一般的な400mバンク。
クセのないバンクで直線も長い為、脚質による有利不利は少ないが、直線では中より外がよく伸びる傾向があるバンク。
■防府競輪場
1周333mのバンク。
直線はやや短めだがクセの少ないバンク。走路改修により、捲りが打ちやすくなったが、競りはインが多少有利なバンク。
四国にある競輪レース場と特徴
■高松競輪場
一般的な400mバンク。
四方をスタンド等で囲まれているため風の影響を受けにくく、400mのバンクの中でも直線が長く、カント(傾斜)はきついがクセがないバンク。
■小松島競輪場
一般的な400mバンク。
直線の長さは標準的で、カント(傾斜)がやや緩いバンク。全国の競輪場で最も海に近い立地となっている為、常に海風の影響には注意が必要。
■高知競輪場
1周500mのバンク。
直線は500mのバンクの中で最も短く、カント(傾斜)も緩いため、先行選手が有利なバンク。
■松山競輪場
一般的な400mバンク。
戦法的には有利不利はないが、高速バンクの為、逃げ・先行・捲りなどの自力選手には有利なバンク。しかし、近隣を川が流れているため、走路に風が入り込みやすく、風の影響を受けやすい。
九州にある競輪レース場と特徴
■小倉競輪場
一般的な400mバンク。ドームバンク。
豪快な捲りを決めやすいところはあるが、一概に逃げの選手が不利というわけでは無い。ドームの為、風の影響はなく「逃げ」「差し」「まくり」はほぼ均等に決まる。
■久留米競輪場
一般的な400mバンク。
クセのない標準的なバンクで、脚質による有利不利は少ないバンク。
■武雄競輪場
一般的な400mバンク。
直線の長さは400mのバンクの中では大宮と並んで全国でも有数の長さの為、追い込み選手に有利なバンク。
■佐世保競輪場
一般的な400mバンク。
かつて500mバンクだったものを改修して造られた為、カントが緩く、直線も400mバンクの中では最も短いバンク。逃げ・先行タイプの選手が有利なバンク。海が近い為、風の影響には注意が必要。
■別府競輪場
一般的な400mバンク。
直線はやや長く、更に季節を問わず風が吹く為、追い込みが有利なバンク。
■熊本競輪場
一般的な400mバンク。
全国の競輪場で最も直線が長く、その特異なバンク構造から「滑走路」と言われる。直線が極端といえるほど長い為、先行する選手には不利で、最後の直線だけで実力を発揮させるタイミングが重要なバンク。